旧司法試験第二次出願者合格率

昭和24年度から平成21年度までの旧司法試験第二次合格者数と合格率をみると、昭和60年度、平成5年度、平成17年度以外は、前年より減少していることがわかる。

昭和24年度と平成21年度の合格率は、10.31%と0.49%となっており、ものすごい差がある。

よくみると、平成18年度と平成19年度は前年よりも大幅に合格率が低下している。

平成17年度は3.19%だったのに対し、平成18年度は1.53%である。

これは平成17年度よりも平成18年度の短答式合格者数に対して、論文式合格者数が大きく減っていることが関係しているのではないだろうか。

また、平成18年度は受験者数に対して、短答式合格者数も前年より少ない。

平成18年度を境に旧司法試験の傾向がかわったという考え方もできる。

また、昭和24年度では、合格者265人中3人(約1%)しか女性は含まれていなかったのだが、平成4年度頃から女性の合格者数の割合が増えており、全体の約20%にまで増えた。

旧司法試験は平成22年度で終了したが、女性の合格率が高くなっているというのは、喜ばしいことであろう。

旧司法試験難易度と合格率

旧司法試験は難易度ナンバー1の国家試験とも言われている。

旧司法試験には新司法試験にはない第一次試験があり、第二次試験で短答式試験・論文式試験・口述試験が行われていた。

だが、第一次試験は、受験の制限がなく、大学(短期大学を除く)を卒業した人は免除になっていた。

難易度ナンバー1とは言われているとはいえ、第一次試験が免除された人にとっては、新司法試験とあまり変わらない気がする。

第一次試験から受験しないといけなかった人には、とても難易度が高い試験だったに違いない。

なぜなら、法律関係の試験以外の一般教育科目、自然科学関係、外国語科目も受験しないといけなかったからである。

法律関係の勉強に費やす時間と勉強量を確保するのだけでも大変な事なのに、それ以外に一次試験で受験する科目まで勉強しないといけないというのは、相当の時間と勉強量が必要となってくる。

大学卒業した人以外に受験しようとする人にとっては、とてつもない努力と忍耐力が一次試験からのしかかってくる。

これらを考えると、難易度ナンバー1と言われているのもわかる。

また、受験の制限がないというのは、合格率にも関係してくるのではないだろうか。

合格率の低い司法試験の徹底対策

昭和24年度の出願者に対する合格率10.31%だった以降、合格率が10.0%以上にのった年は一度もない。

中でも平成19年度以降は、1%未満となっている。

これらを踏まえ、旧司法試験は難易度ナンバー1と言われているのであろう。


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